“商品”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうひん33.3%
しな33.3%
しょうひん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
るたけ手持てもち商品しやうひんげんじてつたが、すで爲替相場かはせさうばあがつてしまつて、其方面そのはうめんから物價低落ぶつかていらくがなくなつたからして、最早もはや安心あんしんして手持てもちふやすことが出來できる、すなは商取引しやうとりひきえる
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
そのまた女商人がそれを持つてこのソロチンツイの定期市ヤールマルカへやつて来たちふ訳だが、それ以来、その女商人の商品しながさつぱりけなくなつてしまつただよ。
それゆえに、結局けっきょくへとへとになって、揚句あげく酒場さかば泥酔でいすいし、わずかにうつらしたのです。かれは、芸術げいじゅつ商品しょうひん堕落だらくさしたやからをもいきどおりました。
風はささやく (新字新仮名) / 小川未明(著)