“幼年時代”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちいさいとき50.0%
ようねんじだい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「遠い昔に、幼年時代ちいさいときに、確かにどこかで聞いたことがある。誰の声だかそれは知らない。どこで聞いたかそれも知らない……いったいどこで笑っているのだろう?」
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
幼年時代ようねんじだいを通じて、その音楽家の面影おもかげは生きた手本てほんとなり、かれはそのうえをすえていた。わずか六歳の少年しょうねんたる彼が、自分もまた楽曲を作ってみようと決心けっしんしたのは、この手本にもとづいてであった。
ジャン・クリストフ (新字新仮名) / ロマン・ロラン(著)