トップ
>
鬱結
ふりがな文庫
“鬱結”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うっけつ
87.5%
むすぼれ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うっけつ
(逆引き)
断末魔のもがき、
末期
(
まつご
)
の悲鳴、それが身心に感じられたとたん、
鬱結
(
うっけつ
)
していた血汐が下がり、圧迫されている心持ちが、一時に緩んで生き生きとなった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
今、弦之丞が、優しい言葉で聞いてくれたのを幸いに、
鬱結
(
うっけつ
)
していた血の塊りを吐くように、この一年、思いつめていた心のたけを、とぎれとぎれに、打ち明けた。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鬱結(うっけつ)の例文をもっと
(7作品)
見る
むすぼれ
(逆引き)
胸の
鬱結
(
むすぼれ
)
も解けてムシャクシャも消え消えになり、今までの我を怪しむばかり、心の変動、
心底
(
むなそこ
)
に沈んでいた
嬉
(
うれ
)
しみ有難みが思い懸けなくもニッコリ顔へ浮み出し懸ッた……が
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
鬱結(むすぼれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鬱結”の意味
《名詞》
心が晴れず、むしゃくしゃすること。
(出典:Wiktionary)
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
“鬱”で始まる語句
鬱
鬱陶
鬱蒼
鬱憤
鬱々
鬱金
鬱勃
鬱積
鬱屈
鬱然
“鬱結”のふりがなが多い著者
アーサー・コナン・ドイル
二葉亭四迷
有島武郎
吉川英治
国枝史郎
森鴎外
岡本かの子