“梅蘭芳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
メイランファン53.8%
メイランフワン15.4%
めいらんふぁん7.7%
めいらんふあん7.7%
めいらんふゎん7.7%
メイランフアン7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
否、昨日梅蘭芳メイランファンや楊小楼を見たる東安市場とうあんしじょう吉祥きっしょう茶園は勿論、一昨日余叔岩よしゅくがん尚小雲しょうしょううんを見たる前門外の三慶園よりも一層じじむさき位ならん。
北京日記抄 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
万寿山へも行けば、万里ばんり長城ちやうじやうへも行つた。梅蘭芳メイランフワンの劇をも見れば琉璃廠るりしやうの狭斜へも行つた。Bは北京に三泊つた。
(新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
ここのところを天女散華という題で歌劇化して支那の名優梅蘭芳めいらんふぁんが得意の演じものにしています。とても美しいものです。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
土們嶺梅蘭芳めいらんふあんの舞ぎぬの袖のゆきほど長き山かな
自分は壁に貼ってある梅蘭芳めいらんふゎんの石版画とボーイとを見比らべてこう云った。
広東葱 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
わたしは梅蘭芳メイランフアンの「虹霓関こうげいくわん」を見、支那にも既にこの事実に注目した戯曲家のあるのを知つた。
侏儒の言葉 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)