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梅蘭芳
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メイランファン
ふりがな文庫
“
梅蘭芳
(
メイランファン
)” の例文
否、昨日
梅蘭芳
(
メイランファン
)
や楊小楼を見たる
東安市場
(
とうあんしじょう
)
の
吉祥
(
きっしょう
)
茶園は勿論、一昨日
余叔岩
(
よしゅくがん
)
や
尚小雲
(
しょうしょううん
)
を見たる前門外の三慶園よりも一層じじむさき位ならん。
北京日記抄
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その愛が
酪駝
(
らくだ
)
の隊商にも向かえば、
梅蘭芳
(
メイランファン
)
にも向かい、陶器にも向かえば、仏像にも向かう。特に色彩と輪郭と音響とは、彼から敏感な注意をうける。
享楽人
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
中国の名優の
梅蘭芳
(
メイランファン
)
が帝国劇場に出演しに来たとき、その
肝煎
(
きもい
)
りをした某富豪に向って、老妓は「費用はいくらかかっても
関
(
かま
)
いませんから、一度のおりをつくって欲しい」
老妓抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
梅蘭芳
(
メイランファン
)
の芝居で聞いたような支那音楽を奏し乍ら、披露めやが横通りを通った。
長崎の一瞥
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
私は四十起氏を待つ間、その飾り窓の正面にある、
梅蘭芳
(
メイランファン
)
の写真を眺めていた。四十起氏の帰りを待っている子供たちの事なぞを考えながら。
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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支那の名優の
梅蘭芳
(
メイランファン
)
が帝国劇場に出演しに来たとき、その
肝煎
(
きもい
)
りをした某富豪に向って、老妓は「費用はいくらかかっても
関
(
かま
)
いませんから、一度のおりをつくって欲しい」
老妓抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
わたくしは
梅蘭芳
(
メイランファン
)
の「
虹霓関
(
こうげいかん
)
」を見、支那にも既にこの事実に注目した戯曲家のあるのを知った。
侏儒の言葉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
梅
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
蘭
漢検準1級
部首:⾋
19画
芳
常用漢字
中学
部首:⾋
7画
“梅”で始まる語句
梅雨
梅
梅干
梅花
梅暦
梅林
梅子
梅雨時
梅幸
梅雨晴