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禧子
ふりがな文庫
“禧子”の読み方と例文
読み方
割合
よしこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よしこ
(逆引き)
あとでの取り沙汰では、皇后の
禧子
(
よしこ
)
は、野の宮殿のお妹のところへ難を避け、三位ノ局廉子も、小女房の中にまぎれて、はや、ここはのがれ出ていた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宮中には
服喪
(
ふくも
)
ノ令が出て、一切の慎みが守られ、市中にも数日の鳴物
停止
(
ちょうじ
)
が令せられた。——ご病中だった皇后の
禧子
(
よしこ
)
がおなくなりになったからである。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その琵琶は、帝が六波羅におわしたころ、
中宮
(
ちゅうぐう
)
(皇后の
禧子
(
よしこ
)
)からお
獄舎
(
ひとや
)
のうちに献じた物である。遠く、中宮へお別れを告げるお心もあったであろうか。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
禧子(よしこ)の例文をもっと
(5作品)
見る
禧
漢検1級
部首:⽰
17画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“禧”で始まる語句
禧笑