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佳境
ふりがな文庫
“佳境”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かきょう
75.0%
かけう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かきょう
(逆引き)
話が
佳境
(
かきょう
)
に入って来ると、ヘルンは恐ろしそうに顔色を変え、『その話、
怖
(
こわ
)
いです、怖いです』といっておののきふるえた。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
それは兎に角、北川氏は相手が案外組しやすくて、段々話が
佳境
(
かきょう
)
に入るのを、ゾクゾク嬉しがって、胸を躍らせながら、質問を進めて行った。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
佳境(かきょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
かけう
(逆引き)
恰
(
あだか
)
も
四肢
(
しし
)
を以て
匍匐
(
ほうふく
)
する所の四足獣に
化
(
くわ
)
し
去
(
さ
)
りたるの
想
(
おも
)
ひなし、
悠然
(
いうぜん
)
坦途
(
たんと
)
を
歩
(
あゆ
)
むが如く、行々山水の
絶佳
(
ぜつくわ
)
を
賞
(
しやう
)
し、或は
耶馬渓
(
やまけい
)
も
及
(
およ
)
ばざるの
佳境
(
かけう
)
を
過
(
す
)
ぎ、或は
妙義山
(
めうぎざん
)
も三舎を
避
(
さ
)
くるの
険所
(
けんしよ
)
を
踏
(
ふ
)
み
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
佳境(かけう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“佳境”の意味
《名詞》
佳境(かきょう)
景色が素晴らしい所。
面白い場面。
最盛期。重要な局面。
(出典:Wiktionary)
佳
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“佳境”の類義語
山
絶頂
高潮
最高潮
最盛期
“佳”で始まる語句
佳
佳人
佳肴
佳味
佳麗
佳什
佳節
佳酒
佳耦
佳子
“佳境”のふりがなが多い著者
渡辺千吉郎
佐々木邦
江戸川乱歩
萩原朔太郎