“かきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
架橋40.0%
家郷30.0%
佳境30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
運搬員の頭上からは、破壊された天蓋や架橋かきょうの破片が火山弾かざんだんのようにばらばらと落ちてきて、危険このうえないことになった。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
もし工事中に、これらの者の家郷かきょうに不幸があった場合には、さっそく本人を小屋から出したのち、金剛こんごう普賢ふげん両院の山伏をまねいて、そのあとを払いきよめることになっていた。
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
それは兎に角、北川氏は相手が案外組しやすくて、段々話が佳境かきょうに入るのを、ゾクゾク嬉しがって、胸を躍らせながら、質問を進めて行った。
孤島の鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)