“火山弾”の読み方と例文
旧字:火山彈
読み方割合
かざんだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
運搬員の頭上からは、破壊された天蓋や架橋かきょうの破片が火山弾かざんだんのようにばらばらと落ちてきて、危険このうえないことになった。
怪星ガン (新字新仮名) / 海野十三(著)
私が茨海ばらうみの野原に行ったのは、火山弾かざんだん手頃てごろな標本を採るためと、それから、あそこに野生の浜茄はまなすが生えているといううわさを、確めるためとでした。浜茄はご承知のとおり、海岸に生える植物です。
茨海小学校 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「ええ、火山弾かざんだん見附みつけました。ごく不完全です。」
茨海小学校 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)