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佳境
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かきょう
ふりがな文庫
“
佳境
(
かきょう
)” の例文
話が
佳境
(
かきょう
)
に入って来ると、ヘルンは恐ろしそうに顔色を変え、『その話、
怖
(
こわ
)
いです、怖いです』といっておののきふるえた。
小泉八雲の家庭生活:室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
それは兎に角、北川氏は相手が案外組しやすくて、段々話が
佳境
(
かきょう
)
に入るのを、ゾクゾク嬉しがって、胸を躍らせながら、質問を進めて行った。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「イヨ/\
佳境
(
かきょう
)
に入りますな」
ガラマサどん
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“佳境”の意味
《名詞》
佳境(かきょう)
景色が素晴らしい所。
面白い場面。
最盛期。重要な局面。
(出典:Wiktionary)
佳
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
境
常用漢字
小5
部首:⼟
14画
“佳”で始まる語句
佳
佳人
佳肴
佳味
佳麗
佳什
佳節
佳酒
佳耦
佳子