“ぶだう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
葡萄87.5%
無道8.3%
武道4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
天道てんたうといふものはありがたいもんだ。春は赤く夏は白く秋は黄いろく、秋が黄いろになると葡萄ぶだうは紫になる。実にありがたいもんだ。」
土神と狐 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
私は自然と父に対する親愛の情が疎くなるのみか、其の反対に、父なるものは暴悪無道ぶだうな鬼の様に思はれ、其れにつれて、母上は無論私の感ずる程では無かつたかも知れないが、かく
一月一日 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
省愼たしなみ置たるとはこれまたいつはりなるべし大方皆ぬすみ取たる物ならん茲な大盜人おほぬすびとめと樣々に惡口あくこうなしければ元より武道ぶだうみがく大橋文右衞門賊名ぞくみやう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)