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えび
ふりがな文庫
“えび”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
海老
44.9%
蝦
39.5%
鰕
10.2%
葡萄
2.4%
干鰕
0.6%
海老魚
0.6%
蛯
0.6%
蜊蛄
0.6%
蝦子
0.6%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海老
(逆引き)
水の中の
蜘蛛
(
くも
)
の様に、岩肌に
蠢
(
うごめ
)
く
海老
(
えび
)
、それらが強烈な電光を受けながら、水の厚みにぼかされて、遠くの方は、森林の様に青黒く
パノラマ島綺譚
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
えび(海老)の例文をもっと
(50作品+)
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蝦
(逆引き)
糸にかかるのは大抵ダグマ
蝦
(
えび
)
である。ダグマ蝦というのは、親指ぐらいもある大きな体をしていて、強く逞しい
鋏
(
はさみ
)
をもっている。
南方郵信
(新字新仮名)
/
中村地平
(著)
えび(蝦)の例文をもっと
(50作品+)
見る
鰕
(逆引き)
「いや。これを持って行かれては大変。」富田は
鰕
(
えび
)
のようになった手で徳利を押えた。そして主人にこう云った。
独身
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
えび(鰕)の例文をもっと
(17作品)
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▼ すべて表示
葡萄
(逆引き)
それが「ろおれんぞ」と
睦
(
むつま
)
じうするさまは、とんと鳩になづむ荒鷲のやうであつたとも申さうか。或は「ればのん」山の
檜
(
ひのき
)
に、
葡萄
(
えび
)
かづらが
纏
(
まと
)
ひついて、花咲いたやうであつたとも申さうず。
奉教人の死
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
えび(葡萄)の例文をもっと
(4作品)
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干鰕
(逆引き)
小鳥の好きな
兵衛
(
ひょうえ
)
は明日の朝の
餌
(
え
)
を
摺
(
す
)
るのに片肌ぬいで
干鰕
(
えび
)
をしごいていた。
荻吹く歌
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
えび(干鰕)の例文をもっと
(1作品)
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海老魚
(逆引き)
その日は昼飯の時に食べた
海老魚
(
えび
)
のフライにでも
中
(
あ
)
てられたのか、ウヰスキイの効き目も薄かつた。
のらもの
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
えび(海老魚)の例文をもっと
(1作品)
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蛯
(逆引き)
私たちは、店では一号の区域である、電車通りの竹の湯という浴湯の並びにある、
蛯
(
えび
)
さんという鮨屋によく行った。この店は当時四個拾銭で握りも大きく、私たち階級の者には一番よかった。
安い頭
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
えび(蛯)の例文をもっと
(1作品)
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蜊蛄
(逆引き)
曾て彼はそこで
水浴
(
みづあび
)
をした。またこの池の中を、腕白仲間といつしよに、頸まで水につかりながら、
蜊蛄
(
えび
)
を捜しまはつたこともある。
ディカーニカ近郷夜話 後篇:04 イワン・フョードロヸッチ・シュポーニカとその叔母
(新字旧仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
えび(蜊蛄)の例文をもっと
(1作品)
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蝦子
(逆引き)
「町内の
蝦子
(
えび
)
床へ入つて、順番を待つうち、中で木枕に頭を當てゝ、ついウトウトとしかけたと思ふと、多勢立て込んだ客が、あつしが居るとも知らずに、飛んでもねえ話を始めた——」
銭形平次捕物控:068 辻斬綺談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
えび(蝦子)の例文をもっと
(1作品)
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“えび”の意味
《名詞:海老・蝦・蛯・鰕》
えび【海老、蝦、蛯、鰕】
節足動物、甲殻類、軟甲綱、十脚目のうち、ヤドカリとカニを除いた種の総称。多くは食用となり、日本料理では、茹でると赤くなることから縁起が良く、長い髭(触角)と腰がまがった様が老人のようであることから長寿の象徴として祝い事の席に出る。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ゑび
えみの
ふだう
ぶだう
ぶどう
ブドウ
ざりがに
かはづ
かわず
ロブスター