“水浴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みずあ44.4%
みあ11.1%
みあみ11.1%
みずあみ11.1%
みづあび11.1%
ゆあみ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、ヴォンブ水浴みずあびをしたり泳ぎまわったりしているガンたちのそばへいっても、だれからも帰れとは言われませんでした。
水浴みあみては渓の星かげ髪ほすと君に小百合の床をねだりし
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)
我が飛翔かけりしきりにかなし女子をみなごの小峡の水浴みあみ夏は見にけり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
此処ここには、近くでは、大岸の池というのがあります。あたくし、真っ白なおおとりに乗った、あたくしの水浴みずあみの姿を描きたいのですが、駄目だめですわ——
田沢稲船 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
曾て彼はそこで水浴みづあびをした。またこの池の中を、腕白仲間といつしよに、頸まで水につかりながら、蜊蛄えびを捜しまはつたこともある。
孤独者のきよ水浴ゆあみに真清水を噴く——
わがひとに与ふる哀歌 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)