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鵬
ふりがな文庫
“鵬”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ほう
50.0%
おおとり
12.5%
おほとり
12.5%
とり
12.5%
ぼう
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほう
(逆引き)
「つまり、その鯤といふ
鯨
(
くぢら
)
のやうな魚が、鳥になつて今度は
鵬
(
ほう
)
といふものになり、
南冥
(
なんめい
)
といふところに飛んで行く、——南冥は
天池也
(
てんちなり
)
と斷わつてある、つまり天の池だな」
銭形平次捕物控:113 北冥の魚
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鵬(ほう)の例文をもっと
(4作品)
見る
おおとり
(逆引き)
此処
(
ここ
)
には、近くでは、大岸の池というのがあります。あたくし、真っ白な
鵬
(
おおとり
)
に乗った、あたくしの
水浴
(
みずあみ
)
の姿を描きたいのですが、
駄目
(
だめ
)
ですわ——
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
鵬(おおとり)の例文をもっと
(1作品)
見る
おほとり
(逆引き)
鵬
(
おほとり
)
の大を以てしても
蜩
(
せみ
)
の小を以てしても、同じくこの限を破ること能はざるなり。
人生に相渉るとは何の謂ぞ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
鵬(おほとり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とり
(逆引き)
よし十万坪といふ限られた世界に侏儒のやうな生活を営むとはいへ、せめて精神だけは大空をあまかける
鵬
(
とり
)
でありたいのだ。
柊の垣のうちから
(新字旧仮名)
/
北条民雄
(著)
鵬(とり)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼう
(逆引き)
鵬
(
ぼう
)
となる大願発起痴話
熱燗
(
あつかん
)
に骨も肉も
爛
(
ただ
)
れたる俊雄は相手待つ間歌川の二階からふと
瞰下
(
みおろ
)
した隣の
桟橋
(
さんばし
)
に歳十八ばかりの
細
(
ほっ
)
そりとしたるが
矢飛白
(
やがすり
)
の袖夕風に吹き
靡
(
なび
)
かすを
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
鵬(ぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“鵬”の解説
鵬、鳳(ほう/おおとり、Peng)は、中国に伝わる伝説の鳥。その体の大きさから、大鵬/大鳳(たいほう、Dapeng)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
鵬
漢検準1級
部首:⿃
19画
“鵬”を含む語句
大鵬
鵬斎
鵬翼
亀田鵬斎
一箭双鵰鵬
一鵬斎芳藤
巨鵬
欧鵬
程鵬起
鯤鵬
鵬大
鵬挙
鵬斎先生
鵬程
“鵬”のふりがなが多い著者
斎藤緑雨
北条民雄
北村透谷
幸田露伴
長谷川時雨
永井荷風
野村胡堂