“鵬挙”の読み方と例文
読み方割合
ほうきょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
船員曰く、君らの志は善し、しかれども二国交親せんと欲するの今日において、ひそかに君らを載せ去る、二国の国交を如何せんと。万里鵬挙ほうきょの志またここにおいて蹉跎さたたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
彼が平生へいぜい蓄積したる骯髒こうそう邁往まいおうの気、一時に沸発し、正に非常の事を為し、以て非常の功を立てんとす。ここにおいてか万里超海の鵬挙ほうきょは彼を促して、ついみずから禁ずるあたわざりき。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)