“巨鵬”の読み方と例文
読み方割合
きよほう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かの巴里パリ新流行とか云ふ淡緑の衣着けたる一美人を左手ゆんでにかばひつゝ、ライン河の南岸に立ちて、大空におご巨鵬きよほうの翼のおのが頭上をかすめざらむ事をれ恐るゝ状をなすものは仏蘭西にあらずや。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)