“きよほう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
巨砲50.0%
巨鵬50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ひ、あしところらぬ有樣ありさま濱島武文はまじまたけぶみ艦尾かんび巨砲きよほうもたれて悠々いう/\美髯びぜんひねりつゝ。
かの巴里パリ新流行とか云ふ淡緑の衣着けたる一美人を左手ゆんでにかばひつゝ、ライン河の南岸に立ちて、大空におご巨鵬きよほうの翼のおのが頭上をかすめざらむ事をれ恐るゝ状をなすものは仏蘭西にあらずや。
閑天地 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)