“かはづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
98.0%
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(将来を過去に求めるのは常に我々のする所である。我々の心の眼なるものはお伽噺のかはづの眼と多少同一に出来てゐるらしい。)
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
しかも人知れずうづもれたその池の中にも、生物は絶えずその生と滅とを続けてゐるのであつた。夜はかはづの鳴く声がやかましくそこからきこえた。
ある僧の奇蹟 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
かはづ甘南備河かむなびがはにかげえていまくらむ山吹やまぶきはな 〔巻八・一四三五〕 厚見王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)