“むどう”の漢字の書き方と例文
語句割合
無道100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
権右衛門が不埓ふらち無道むどうなればこそ懇談をいたし、彼より賄賂金五両を取って汝八百助には五十叩きをくらわした、なんとなれば、かかる明白なる事実を訴えるのみか
昔、いん太甲たいこう無道むどうでありしため、伊尹いいんこれを桐宮とうきゅうに放ち、漢の昌邑しょうゆうが王位に登って——
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「おれは潰すぞ」と綱宗は叫んだ、「なんの六十万石、おれがみごとにとり潰してみせる、こんな無道むどうなことを黙っているほど、綱宗が木偶でくだと思ったらまちがいだ、おれはきっと潰してみせるぞ」