“アガナ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:あがな
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
姫の咎は、姫がアガナふ。此寺、此二上山の下に居て、身のツグナひ、心の償ひした、と姫が得心するまでは、還るものとはオモやるな。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
姫のトガは、姫がアガナふ。此寺、此二上山の下に居て、身のツグナひ、心の償ひした、と姫が得心するまでは、還るものとはオモやるな。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
寺の四至の境に在る所で、長期の物忌みして、そのアガナひはして貰はねばならぬ、と寺方も、言ひ分はひつこめなかつた。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)