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二品
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にほん
ふりがな文庫
“
二品
(
にほん
)” の例文
それで女三の宮は
二品
(
にほん
)
の位にお上げられになって、得させられる
封戸
(
ふこ
)
の数も多くなり、いよいよはなやかなお身の上になったわけである。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
「無礼であろう下郎。わしは
二品
(
にほん
)
ノ親王、征夷大将軍護良だ。なんじらこそ、下に
畏
(
かしこ
)
め」
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『東鑑』〈文治二年八月十六日午の
尅
(
こく
)
、西行上人退出す、しきりに抑留すといえども、
敢
(
あ
)
えてこれにかかわらず、
二品
(
にほん
)
(頼朝)銀を以て猫を作り贈物に
充
(
あ
)
てらる、上人たちまちこれを拝領し
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
お
亡
(
な
)
くなりになった朱雀院が特別にこの尼宮を御援助になるようにと遺託しておありになったために、出家をされたのちでも
二品
(
にほん
)
内親王の御待遇はお変えにならず
源氏物語:51 宿り木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
二品
(
にほん
)
の
宮
(
みや
)
の若君は院が御寄託あそばされたために、
冷泉
(
れいぜい
)
院の陛下がことにお愛しになった。
源氏物語:44 匂宮
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
▼ もっと見る
六条院の
二品
(
にほん
)
の
宮
(
みや
)
の御幸福のかんばしくない
噂
(
うわさ
)
などがお耳にはいったころには
源氏物語:36 柏木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
“二品”の意味
《名詞》
二 品 (にほん)
律令制で親王の位階である品位の2番目。
(出典:Wiktionary)
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
品
常用漢字
小3
部首:⼝
9画
“二品”で始まる語句
二品親王
二品卿
二品宮
二品尊雲
二品中務親王