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一刀
ふりがな文庫
“一刀”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひとかたな
38.1%
ひとたち
28.6%
いっとう
14.3%
いつたう
9.5%
いっぽん
4.8%
いつぽん
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとかたな
(逆引き)
いつもかかることのある際には、
一刀
(
ひとかたな
)
浴びたるごとく、
蒼
(
あお
)
くなりて
縋
(
すが
)
り寄りし、お貞は
身動
(
みうごき
)
だもなし得ざりき。
化銀杏
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
一刀(ひとかたな)の例文をもっと
(8作品)
見る
ひとたち
(逆引き)
金蔵の首へかけた縄は放さなかったけれど金蔵の刀は避けられず、またしても左の
額際
(
ひたいぎわ
)
を
一刀
(
ひとたち
)
やられた。血が
迸
(
ほとばし
)
って眼へ入る。
大菩薩峠:04 三輪の神杉の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一刀(ひとたち)の例文をもっと
(6作品)
見る
いっとう
(逆引き)
端折
(
はしょり
)
を高く取って重ね
厚
(
あつ
)
の新刀を引き抜き、力に任せてプスーリ
一刀
(
いっとう
)
あびせ掛けましたから、惣次郎もひらりと身を転じて、脇差の柄に手を掛け抜こうとすると
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一刀(いっとう)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
いつたう
(逆引き)
が、
大牛
(
おほうし
)
が
居
(
ゐ
)
る、
妻
(
つま
)
の
囚
(
とら
)
はれた
魔
(
ま
)
の
城
(
しろ
)
である……よし
其
(
それ
)
が
天狗
(
てんぐ
)
でも、
気
(
き
)
を
散
(
ち
)
らす
処
(
ところ
)
でない。
爰
(
こゝ
)
に
一刀
(
いつたう
)
を
下
(
お
)
ろすは、
彼
(
かれ
)
を
救
(
すく
)
ふ
一歩
(
いつぽ
)
である、と
爽
(
さはや
)
かに
木削
(
きくづ
)
を
散
(
ち
)
らして
一思
(
ひとおも
)
ひに
刻
(
きざみ
)
果
(
は
)
てた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一刀(いつたう)の例文をもっと
(2作品)
見る
いっぽん
(逆引き)
アッといって倒れる処へ乗掛り、胸先を
抉
(
えぐ
)
りましたが、
一刀
(
いっぽん
)
や
二刀
(
にほん
)
では容易に死ねません、死物狂い一生懸命に三藏は起上り、新吉の
髻
(
たぶさ
)
をとって引き倒す、其の内與助は年こそ取って居りまするが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
一刀(いっぽん)の例文をもっと
(1作品)
見る
いつぽん
(逆引き)
と
野中
(
のなか
)
の
古廟
(
こべう
)
に
入
(
はひ
)
つて、
一休
(
ひとやす
)
みしながら、
苦笑
(
にがわらひ
)
をして、
寂
(
さび
)
しさうに
獨言
(
ひとりごと
)
を
云
(
い
)
つたのは、
昔
(
むかし
)
、
四川酆都縣
(
しせんほうとけん
)
の
御城代家老
(
ごじやうだいがらう
)
の
手紙
(
てがみ
)
を
持
(
も
)
つて、
遙々
(
はる/″\
)
燕州
(
えんしう
)
の
殿樣
(
とのさま
)
へ
使
(
つかひ
)
をする、
一刀
(
いつぽん
)
さした
威勢
(
ゐせい
)
の
可
(
い
)
いお
飛脚
(
ひきやく
)
で。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
一刀(いつぽん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一刀”の意味
《名詞》
一振りの刀。
刀を一度振り下ろすこと。
一刀両断の略。言下に否定、批判すること。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“一刀”で始まる語句
一刀彫
一刀三礼
一刀斎
一刀一拝
一刀斎勘兵衛
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一剃刀
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泉鏡太郎
幸田露伴
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夏目漱石
芥川竜之介