“野中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
のなか96.9%
ノナカ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(みづから天幕テントの中より、ともしたる蝋燭ろうそく取出とりいだし、野中のなかに黒く立ちて、高く手にかざす。一の烏、三の烏は、二の烏のすそしゃがむ。)
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
「しッ! 何だい。野中のなかの一軒家けんやじゃあるまいし、神尾神尾って大きな声で、黒門町さんなんか、はらはらしてるじゃないか」
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
但、此条の遊部は、野中ノナカ古市フルイチの人の歌垣の類を謂ふこと是なり。