“ふたしな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二品84.2%
不嗜15.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その二品ふたしなだけでも三にんのおよめさんのおくものにくらべて、けっしてひけをとるようなことはありませんでした。
鉢かつぎ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
そして二品ふたしなばかりの料理をあつらえて、申しわけに持って来させたビイルを、めるようにちびちび飲んでいた。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「あのような不嗜ふたしなみなことは、朝廷の儀礼と尊容を甚だしくみだすものです。笑った者を処罰しようではありませんか」
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)