トップ
>
不嗜
>
ふたしな
ふりがな文庫
“
不嗜
(
ふたしな
)” の例文
井戸とお勝手の流しとの間には、紙を貼つた荒い格子があり、その紙が一二ヶ所荒々しく破れてゐるのも、大家らしくない
不嗜
(
ふたしな
)
みです。
銭形平次捕物控:225 女護の島異変
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
それで、恒子は、今になつてこんなことを云ひ出すのは
不嗜
(
ふたしな
)
みのやうだけれど、将来のことを、もう一度考へ直してみたいつて云ふんですの。
驟雨(一幕)
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
「あのような
不嗜
(
ふたしな
)
みなことは、朝廷の儀礼と尊容を甚だしく
紊
(
みだ
)
すものです。笑った者を処罰しようではありませんか」
三国志:12 篇外余録
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
嗜
漢検1級
部首:⼝
13画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変