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カツラメ
ふりがな文庫
“カツラメ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:
かつらめ
語句
割合
桂女
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
桂女
(逆引き)
鳥追ひの女太夫ばかりでなく、室町・聚樂の頃までは、年頭祝言に出る者に
桂女
(
カツラメ
)
があつた。將軍家の婚禮にも、戰爭の首途にも、祝言を唱へに來た。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
此に対する女性は、姥たゝきと言はれるものがあつた。此外にも、くゞつの遊女化せぬ時代の姿を、江戸の末頃近くまで留めてゐたのは、
桂女
(
カツラメ
)
である。
国文学の発生(第四稿):唱導的方面を中心として
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
桂女
(
カツラメ
)
は、巫女から出て、本義は失ひながら、まだ乞食者にも藝人にも落ちきつて居ないものである。女で尚、ある時期を主とする乞食者に「
姥等
(
ウバラ
)
」がある。
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
時としては、之に腰を卸して祝言を陳べる様な事もあつた。武家時代に残存してゐた
桂女
(
カツラメ
)
などは、「ほかひ」を携へて「ほかひ」して歩いた「ほかひゞと」の有力な残存者であつた訣である。
唱導文学:――序説として――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
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