“桂子”の読み方と例文
読み方割合
かつらこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漢権守あやごんのかみの居城から、あんな事件で走り出し、飛天夜叉桂子かつらこの一団を討つべく後を追ったけれど、見失って討つことが出来なかった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
昔より月の桂子かつらこ﨟長ろうたけて
七百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
この頃になって浮藻うきもばかりか、桂子かつらこまでが小次郎を恋し、そのため妹と争いさえし、今夜に至っては、あのありさまであった。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)