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浮藻
ふりがな文庫
“浮藻”の読み方と例文
読み方
割合
うきも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うきも
(逆引き)
それこそ宝物のように大事にしている。これが、僕の、最後の、たのみの綱だ。この思想にさえ見放されたら、僕は
浮藻
(
うきも
)
だ。奴隷だ。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
この頃になって
浮藻
(
うきも
)
ばかりか、
桂子
(
かつらこ
)
までが小次郎を恋し、そのため妹と争いさえし、今夜に至っては、あのありさまであった。
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
痩
(
やせ
)
たりや/\、病気
揚句
(
あげく
)
を恋に
責
(
せめ
)
られ、
悲
(
かなしみ
)
に絞られて、此身細々と心
引立
(
ひきたた
)
ず、
浮藻
(
うきも
)
足をからむ
泥沼
(
どろぬま
)
の
深水
(
ふかみ
)
にはまり
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
浮藻(うきも)の例文をもっと
(9作品)
見る
“浮藻”の意味
《名詞》
水面に漂う藻。
(出典:Wiktionary)
浮
常用漢字
中学
部首:⽔
10画
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
“浮”で始まる語句
浮
浮世
浮標
浮々
浮雲
浮彫
浮気
浮木
浮腫
浮上
“浮藻”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
蒲原有明
伊藤左千夫
幸田露伴
夏目漱石
国枝史郎
泉鏡花
太宰治