“栢(すぎ)” の例文
栢(すぎ)の老木が疎(まば)らな林をなしているのが見えた。騒がしい鴉の声はその林から聞えていた。木の下なれば草の中に寝るよりはよっぽど好いと思った。大異は林の方へ往った。
太虚司法伝 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)