“頓驚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とんきょう60.0%
とんきやう20.0%
とんきょ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時、我々の傍に立っていた例の島民巡警が「アレ!」と頓驚とんきょうな声を出して、我々の背後を指さした。
折から矢部やべと云ふ発送係の男、頓驚とんきやうなる声を振り立てて、新聞出来しゆつたいを報ぜしにぞ「其れツ」と一同先きを争うてせ出だせり、村井のみ悠々いう/\として最後にしついでて行けり
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
その頓驚とんきょな声におどろいてとも/″\三浦も立留った。
春泥 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)