“頓馬”の読み方と例文
読み方割合
とんま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元三はうーと悲鳴を上げて向きをかえ、てれ臭そうに大きな頓馬笑いを上げた。どこかで稲妻が青く光り雷鳴がごろごろと地を圧した。
土城廊 (新字新仮名) / 金史良(著)
「あれぁとても正直者なんだよ、あのトム・モーガンはね。ただ頓馬なだけでね。ところで、」と彼は声高に再びしゃべり続けて
「けッ、頓馬なやつッていうものは、しかたのねえもんだ。てめえの肩に乗せて、五里も十里も、歩いていながら、気がつかねえのか」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)