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万橘
ふりがな文庫
“万橘”の読み方と例文
読み方
割合
まんきつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんきつ
(逆引き)
若い女たちが嬉々と笑いさざめく時、高座では青い狐の憑いたような
万橘
(
まんきつ
)
がきっと、あの甲高い、はち切れたあけびの実みたいな声をあげて
寄席行灯
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
初代三好の卑しくも美しき高座、
万橘
(
まんきつ
)
の、あの狐憑きの気ちがい花のように狂喜
哄笑
(
こうしょう
)
するところ。「八笑人」のなかのひとりがぬけだしたかと思われる
鯉
(
り
)
かんが鶯茶の羽織。——
随筆 寄席風俗
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
あの頃の人では最近まで残っていた音曲師は
万橘
(
まんきつ
)
爺さんでしょう。
随筆 寄席風俗
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
万橘(まんきつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
橘
漢検準1級
部首:⽊
16画
“万”で始まる語句
万
万一
万歳
万事
万年青
万更
万斛
万々
万屋
万端