“樝子”の読み方と例文
読み方割合
しどみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緋桃ひとうが、連翹れんぎょうが、樝子しどみが、金盞花きんせんかが、モヤモヤとした香煙の中に、早春らしく綻びて微笑わらっていた。また文弥君が、最前の短歌を繰り返し繰り返し、朗詠しだした。
随筆 寄席風俗 (新字新仮名) / 正岡容(著)
七月二十六日 埼玉不動岡、樝子しどみ会員来る。小諸山廬。
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
十二月二十三日 埼玉県不動岡、岡安迷子居、樝子しどみ会。
六百句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)