“しどみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樝子42.9%
櫨子28.6%
14.3%
矢獨蜜14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七月二十六日 埼玉不動岡、樝子しどみ会員来る。小諸山廬。
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
むら燃えのあけ櫨子しどみを見て過ぐと下りは急きぬ小石蹴りつつ
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
木瓜ぼけの花が咲いている。しどみの花が咲いている。※花こごめの花が咲いている。そうして畑には麦が延びて、巣ごもりをしているうずら達が、いうところのヒヒ鳴きを立てている。
血ぬられた懐刀 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
矢獨蜜しどみの花の緋に咲きて
花守 (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)