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ひもも
ふりがな文庫
“ひもも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
緋桃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緋桃
(逆引き)
桜色にもあらず、
緋桃
(
ひもも
)
の花でもなし、
剃
(
そ
)
りたてたる
頭
(
つむり
)
より顔より首筋にいたるまで
銅色
(
あかがねいろ
)
の照りに一点のにごりも無く、
白髪
(
しらが
)
もまじる太き
眉
(
まゆ
)
をあげて心まかせの大笑ひなさるる時は
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
一本の花ざかりの
緋桃
(
ひもも
)
の木のうえに、突然なんだかはっとするようなもの、——ふいとそのあたりを
翔
(
か
)
け
去
(
さ
)
ったこの世ならぬ美しい色をした鳥の翼のようなものが、自分の目にはいって
大和路・信濃路
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
緋桃
(
ひもも
)
を浮けつる
瓶子
(
へいし
)
とりて
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ひもも(緋桃)の例文をもっと
(15作品)
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