稀人まれびと)” の例文
「ところが、拙者は投網の方はあんまり得手えてではございませんよ、その代り釣りと来たら、御隠居の前だが、おそらく当今では稀人まれびとの部でござんしょうな」
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
これを実地に活用する稀人まれびとであることは、ここに申すまでもないが、駒井その人が、読書というものには裏も表もある、裏と思ったのが、表であって、読みつくし