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稀
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うす
ふりがな文庫
“
稀
(
うす
)” の例文
が、
瓦斯
(
ガス
)
ももう殆んど危険のないまでに
稀
(
うす
)
められていた。二人は舌打ちしながら力を合せて、鉄扉の隙の乾いた粘土を掻き落しはじめた。
坑鬼
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
露西亜の官民の断えざる衝突に対して当該政治家の手腕器度を称揚する事はあっても革命党に対してはトンと同感が
稀
(
うす
)
く
二葉亭追録
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
そして頸が痩せ細つて耳の
背後
(
うしろ
)
に太い静脈が出て、茶褐色の髪が白髪になり掛かつて
稀
(
うす
)
くなつてゐるパシエンカを見て、此女がどうして今までの日を送つて来たかと云ふ事が
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
「ブロデツトオ」は卵の
※
(
きみ
)
を入れたる
稀
(
うす
)
き
肉羹汁
(
スウプ
)
、「チポレツタ」は葱、「フアジヲロ」は豆、「カステロ、デ、ロヲオ」は卵もて製したる菓子、「アニメルレ、ドオラテ」は
犢
(
こうし
)
の臟腑の料理
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
乞食に施す
稀
(
うす
)
い粥です。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
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併し頭の髪は
稀
(
うす
)
くなつたゞけで、まだ黒くて波を打つてゐる。
パアテル・セルギウス
(新字旧仮名)
/
レオ・トルストイ
(著)
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
“稀”を含む語句
稀代
稀々
類稀
稀覯書
稀少
稀有
稀薄
稀人
稀塩散
稀物
稀世
古稀
稀〻
時稀
稀覯
稀品
稀覯本
稀塩酸
稀飯
古稀庵
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