めづ)” の例文
丁度東京の相生橋あひおひばしと同じやうな状であるが、其の中島が素ばらしい大きな一つ巖であるのが、目ざましくもめづらしい景色をなしてゐる。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
「何んやこんなもん、こんなとこへ持つて來るんやない。彼方あつちへ置いといで、阿呆あほんだら。」とめづらしくお駒を叱つて、眼にかどてた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)