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稀
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めずら
ふりがな文庫
“
稀
(
めずら
)” の例文
「その父賢にして、その子の愚なるものは
稀
(
めずら
)
しからず。その母賢にして、その子の愚なる者にいたりては、けだし古来
稀
(
まれ
)
なり」
孟母断機
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
「いや、相分りました。その話はもう止しませう。時に先生、私にもお酒とかビールぐらゐは売つて下さいな。たまには世に
稀
(
めずら
)
しい高価な酒も飲んでみてえな」
金銭無情
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
、かかる性行が
稀
(
めずら
)
しいことではなく、またある程度まで認められていることの、証拠である。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
世間を見るに、
美
(
い
)
い声が
醜
(
まず
)
い
口唇
(
くちびる
)
から出るのは
稀
(
めずら
)
しくも有ません。然し、この女のようなのも
鮮
(
すくな
)
いと思いました。一節歌われると、もう私は泣きたいような
心地
(
こころもち
)
になって、胸が込上げて来ました。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
、旱魃は
稀
(
めずら
)
しいことではない。
人口論:01 第一篇 世界の未開国及び過去の時代における人口に対する妨げについて
(新字新仮名)
/
トマス・ロバート・マルサス
(著)
稀
漢検準1級
部首:⽲
12画
“稀”を含む語句
稀代
稀々
類稀
稀覯書
稀少
稀有
稀薄
稀人
稀塩散
稀物
稀世
古稀
稀〻
時稀
稀覯
稀品
稀覯本
稀塩酸
稀飯
古稀庵
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