“ささい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
些細91.5%
瑣細7.8%
些少0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どんな些細ささいなことでも見逃さないで、例えば、兄は手拭てぬぐいを絞る時、右にねじるか左に捩るかという様なことまで、れなく調べました。
只興奮しているために、瑣細ささいな事にも腹を立てる。又何事もないと、わざわざ人をいどんで詞尻ことばじりを取って、いかりの動機を作る。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
「ええ、いいえ、些少ささいの。何、お前さま。何かその、てまえに用事で。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)