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迷惑
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まごつ
ふりがな文庫
“
迷惑
(
まごつ
)” の例文
裏
(
なか
)
へ
這入
(
はい
)
ッて見ると大違い、
尤
(
もっと
)
も客も相応にあッたが、給事の
婢
(
おんな
)
が不慣れなので
迷惑
(
まごつ
)
く程には手が廻わらず、帳場でも間違えれば出し物も
後
(
おく
)
れる。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
その足音を聞きつけてか、奥の間で「文さん
疾
(
はや
)
く
為
(
し
)
ないと遅くなるヨ」トいうお政の声に
圭角
(
かど
)
はないが、文三の胸にはぎっくり
応
(
こた
)
えて返答にも
迷惑
(
まごつ
)
く。
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
「フム学問々々とお言いだけれども、立身出世すればこそ学問だ。
居所
(
いど
)
立所
(
たちど
)
に
迷惑
(
まごつ
)
くようじゃア、
些
(
ちっ
)
とばかし
書物
(
ほん
)
が読めたッてねっから
難有味
(
ありがたみ
)
がない」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
惑
常用漢字
中学
部首:⼼
12画
“迷惑”で始まる語句
迷惑千万
迷惑至極
迷惑氣
迷惑顔