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迷付
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まごつ
ふりがな文庫
“
迷付
(
まごつ
)” の例文
其努力は
艀
(
はしけ
)
から桟橋へ移る程
楽
(
らく
)
ではなかつた。
食
(
く
)
ひ
違
(
ちが
)
つた断面の甲に
迷付
(
まごつ
)
いてゐるものが、急に乙に移るべく余儀なくされた様であつた。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
その努力は
艀
(
はしけ
)
から
桟橋
(
さんばし
)
へ移る程楽ではなかった。食い違った断面の甲に
迷付
(
まごつ
)
いているものが、急に乙に移るべく余儀なくされた様であった。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
煩悶
(
はんもん
)
の
極
(
きょく
)
そこいらを
迷付
(
まごつ
)
いている血が
逆
(
さか
)
さに
上
(
のぼ
)
るはずである。敵の
計
(
はかりごと
)
はなかなか巧妙と云うてよろしい。
昔
(
むか
)
し
希臘
(
ギリシャ
)
にイスキラスと云う作家があったそうだ。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“迷”で始まる語句
迷
迷惑
迷児
迷子
迷信
迷妄
迷宮
迷路
迷子札
迷兒