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なりもの
ふりがな文庫
“なりもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ナリモノ
語句
割合
鳴物
87.5%
楽器
4.2%
熟果
4.2%
音楽
4.2%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鳴物
(逆引き)
向揚幕
(
むこうあげまく
)
より役者の花道に出でんとする時、大向う
立見
(
たちみ
)
の看客の掛声をなすは場内の空気を緊張せしむるに力ある事
唄
(
うた
)
鳴物
(
なりもの
)
に
優
(
まさ
)
る事あり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
なりもの(鳴物)の例文をもっと
(21作品)
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楽器
(逆引き)
これは信者の婦人が
楽器
(
なりもの
)
入
(
い
)
りで、
白装束
(
しろしょうぞく
)
、
緋
(
ひ
)
の
袴
(
はかま
)
、下げ髪で踊るのだった。なにしろ物見高い土地だから人だかりはすぐする。
旧聞日本橋:10 勝川花菊の一生
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
なりもの(楽器)の例文をもっと
(1作品)
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熟果
(逆引き)
その乳房をみずみずしい果物の
熟果
(
なりもの
)
のように胸にぶら下げてぷりぷり震わせながら二三人ずつも向き合って身体を洗っている日本のお湯屋の内部の女。女の乳房というものは賑やかなものだ。
豆腐買い
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
なりもの(熟果)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
音楽
(逆引き)
殊に旦那と一緒に暫らく欧羅巴に
在
(
い
)
らしつたから、毛唐の言葉も達者で
黄鳥
(
うぐひす
)
のやうな声でベラ/\お咄しなさる。其上に
音楽
(
なりもの
)
がお上手で、ピアノとかは
専門家
(
しやうばいにん
)
に負けないお
伎倆
(
うでまへ
)
ださうだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
なりもの(音楽)の例文をもっと
(1作品)
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