“がくき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
樂器42.9%
楽器28.6%
學期14.3%
楽祁14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ささげばたけでは、ささげがほそほそいあるかないかの銀線ぎんせんの、いな、むづかしくいふなら、永遠えいゑん刹那せつなきてもききたいやうなのでる樂器がくきに、そのこゑをあはせて、しきり小唄こうたをうたつてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
饗宴きやうえん楽器がくきとりどりかきいだき、自棄やけに、しみらに
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
宗助そうすけ此處こゝ訪問はうもんしたのは、十ぐわつすこのある學期がくきはじめであつた。殘暑ざんしよがまだつよいので宗助そうすけ學校がくかう徃復わうふくに、蝙蝠傘かうもりがさもちひてゐたこといま記憶きおくしてゐた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
杜預どよこれを注して「魄者形也」(魄は形なり)といい、また同書に「楽祁云、心之精爽是謂魂魄。」(楽祁がくきいわく、「心の精爽なる、これを魂魄という」)
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)