“白装束”の読み方と例文
旧字:白裝束
読み方割合
しろしょうぞく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは信者の婦人が楽器なりものりで、白装束しろしょうぞくはかま、下げ髪で踊るのだった。なにしろ物見高い土地だから人だかりはすぐする。
甲斐博士はすっかり白装束しろしょうぞくの支度をしていた。背中には、いつでも役に立つようにと、防毒面がくくりつけてあった。用意はすっかり整ったのだ。
宇宙戦隊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、めずらしい顔へは愛想などいい、そして、たった今、杯を交わしたばかりの白装束しろしょうぞくの花嫁をつかまえて、もう
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)