“狩装束”の読み方と例文
読み方割合
かりしょうぞく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山支度と狩装束かりしょうぞくできたのはいいが、日置流自慢へきりゅうじまんの竹屋卿の弓も、二、三日の小鳥追いに、あまり大した獲物えものがなかったので、すぐに飽きてしまった。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹操は、「爪黄飛電そうこうひでん」と名づける名馬にまたがって、狩装束かりしょうぞくも華やかに、ひたと天子のお側に寄り添っていた。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)