旧字:白裝束
甲斐博士はすっかり白装束の支度をしていた。背中には、いつでも役に立つようにと、防毒面がくくりつけてあった。用意はすっかり整ったのだ。
と、めずらしい顔へは愛想などいい、そして、たった今、杯を交わしたばかりの白装束の花嫁をつかまえて、もう
“白装束”の意味
“白装束”の解説
白装束(しろしょうぞく)とは、広義では白い衣服のこと。また、全身白ずくめの服装のこと。狭義では神事で神主、巫女、修験者などが身に着ける浴衣風の単衣のこと。白衣(はくい/しらぎぬ/びゃくえ)とも呼ばれる。
元は、平安時代において防寒用に綿などを詰めて袴などの下に用いた。後年には、薄くなって各種装束に用いる下着としての役割を果たすようになった。
現在では、巫女が襦袢の上に上着として着用していることで知られている。なお、新嘗祭および大嘗祭で天皇のみが着用を許される御祭服も、純白生織のままの絹地からなる装束である。
(出典:Wikipedia)
元は、平安時代において防寒用に綿などを詰めて袴などの下に用いた。後年には、薄くなって各種装束に用いる下着としての役割を果たすようになった。
現在では、巫女が襦袢の上に上着として着用していることで知られている。なお、新嘗祭および大嘗祭で天皇のみが着用を許される御祭服も、純白生織のままの絹地からなる装束である。
(出典:Wikipedia)