)” の例文
まず我が一身を独立せしめ、我が一身を重んじて、自からその身を金玉きんぎょくし、もって他の関係を維持して人事の秩序を保つべし。
徳育如何 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
では書肆と契約なしに手をけたのかとくと、全く左様さうでもないらしい。と云つて、本屋の方が丸で約束を無した様にも云はない。要するに曖昧であつた。たゞ困つてゐる事丈は事実らしかつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)