-
トップ
>
-
きくわん
語句 | 割合 |
機關 | 30.8% |
奇観 | 23.1% |
奇觀 | 15.4% |
機関 | 7.7% |
器官 | 7.7% |
歸館 | 7.7% |
氣管 | 7.7% |
|
唐土と日本とをおつからめて火井の
最第一といふべし、是を見たる事越遊の一
奇観なり。唐土に火井の
在る所北の
蜀地に
属す、日の本の火井も北の越後に在り、
自然の
地勢によるやらん。
其さま/″\の
奇觀をも
足る
程眺めたれば、
之より
我が
懷かしき
日本へ
歸らんと、
當夜十一
時半拔錨の
弦月丸とて、
東洋行の
滊船に
乘組まんがため、
國の
名港ネープルスまで
來たのは
之が
為に無けなしの
懐裏を百七十円ほど
傷めて、
吽と参つた、
仮に
小文学をも
硯友社の
機関に
数へると、
其が第七期、
是が第八期で、
未だ第九期なる者が有る
余り人は知らぬが、
千紫万紅と
云つて、
会員組織にして出した者で、
硯友社の
機関と
云ふのではなく、
青年作家の
為であつたから、社名も別に
盛春社として、
私の
楽半分に発行した
ほんとにあなた方の驚きだの輕信だのゝ
器官は直ぐに騷ぎたがりますのね。
蒙り
冥加に存し奉つる近々御對顏の儀取計ひ申べければ
夫れまでは八山御旅館に
御休息ある樣願ひ奉つると云へば山内も越前殿呉々も
取急ぎて御親子御對顔の儀
頼み入と云に越前守には何れにも
近々の内取計らひ申べしと
返答に及れける是より
歸館を
二重に
細い
咽喉を
卷いてゐる
胞を、あの
細い
所を
通す
時に
外し
損なつたので、
小兒はぐつと
氣管を
絞められて
窒息して
仕舞つたのである。