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胞
ふりがな文庫
“胞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えな
30.0%
はら
30.0%
え
20.0%
ふくろ
10.0%
エ
10.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えな
(逆引き)
二重
(
ふたへ
)
に
細
(
ほそ
)
い
咽喉
(
のど
)
を
卷
(
ま
)
いてゐる
胞
(
えな
)
を、あの
細
(
ほそ
)
い
所
(
ところ
)
を
通
(
とほ
)
す
時
(
とき
)
に
外
(
はづ
)
し
損
(
そく
)
なつたので、
小兒
(
こども
)
はぐつと
氣管
(
きくわん
)
を
絞
(
し
)
められて
窒息
(
ちつそく
)
して
仕舞
(
しま
)
つたのである。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
胞(えな)の例文をもっと
(3作品)
見る
はら
(逆引き)
『…………さうさね。海上の生活には女なんか要らんぢやないか。海といふ大きい恋人の
胞
(
はら
)
の上を、縦横自在に
駛
(
か
)
け廻るんだからね。』
漂泊
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
胞(はら)の例文をもっと
(3作品)
見る
え
(逆引き)
ぬるくにほひて、
夜
(
よる
)
の
胞
(
え
)
を
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
胞(え)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ふくろ
(逆引き)
葯は二つの
胞
(
ふくろ
)
から成り、縦裂せる間隙から一向に油気のないサラサラとした花粉を散出し、時々吹き来る風のためにそれが散らばり飛んで花柱の毛に着き、そこに拘束せられるのである。
植物記
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
胞(ふくろ)の例文をもっと
(1作品)
見る
エ
(逆引き)
日本紀に、淡路島を
胞
(
エ
)
として、大八島を産まれた、と明らかに書いてある。長兄・長女を
兄
(
エ
)
と言うた。其で此処も、淡路島を最初に産んだ、と解釈してゐる。
古代人の思考の基礎
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
胞(エ)の例文をもっと
(1作品)
見る
胞
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“胞”を含む語句
同胞
細胞
胞子
御同胞
胞衣
面胞
人工細胞
親同胞
肉胞
面胞面
一億同胞
鉄胞
人工細胞破壊銃
葯胞
胞衣金
胞衣壷
胞衣塚
胞衣会社
同胞教会
胞葉
...
“胞”のふりがなが多い著者
牧野富太郎
蒲 松齢
蒲原有明
石川啄木
夏目漱石
田山花袋
折口信夫